販売終了となったハーレーのダイナモデルとは?

ハーレーの長い歴史の中では惜しまれつつも販売終了となってしまったモデルが少なくありません。
販売が終了となったモデルの一つがダイナモデルで、その特徴はFXRフレームを改良して作られたダイナグライドフレームと呼ばれる独特の形状のフレームと、ビッグツインと呼ばれる力強い走りを実現できるエンジンを備えている点です。

格好のいい外観とパワフルな走りによって長年ファンから愛されていたダイナモデルでしたが、2018年に販売終了となってしまいます。その理由は、新たに開発されたミルウォーキーエイトという名のエンジンがソフテイルに装着されるようになったためで、それにより誕生したソフテイルというシリーズにダイナモデルが統合されることになったのです。もっとも、モデル名が失われたからといって、ダイナモデルのコンセプト自体がなくなったわけではありません。
統合されたソフテイルシリーズでも、ダイナモデルの魅力であった外観の良さや走りのパワフルさはしっかりと引き継がれているため、従来からダイナモデルに乗っていた方であればソフテイルシリーズに乗り換えることは比較的スムーズにできるのではないでしょうか。

販売が終了してしまったため新車を購入することはできなくなりましたが、その人気の高さゆえに中古のハーレーを取り扱っているお店では、状態の良いダイナモデルを購入することは可能です。ハーレーの専門店に持っていけばメンテナンスにも対応してもらえますので、どうしてもダイナモデルでなければならないという強いこだわりがあるのであれば、中古車の購入を検討してみるとよいでしょう。

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